自転車の前カゴや後ろカゴに荷物を入れていると、突然の雨でカバンの中までしっとり濡れてしまったり、風の強い日にカゴカバーがめくれて中身が丸見えになったりして、地味にストレスを感じていませんか。
実は100均のカゴカバーには「被せるだけのシンプルタイプ」と「ファスナーで固定するタイプ」の2種類があり、この違いを知らずに選ぶと、風でめくれたり、雨の日にすき間から水が入ったりすることがあります。そこで今回、ダイソーとセリアで買える自転車用カゴカバーを3種類実際に購入し、通勤・買い物で1週間ほど使い比べてみました。
この記事では、それぞれを使ってみて感じた風対策・防水力の違いと、購入前に知っておきたい注意点をまとめています。
自転車のカゴカバーがめくれる・濡れる本当の原因
カゴカバーを使っていても荷物が濡れたり、カバー自体がめくれて外れてしまう原因は、だいたい次のようなことに集約されます。
- 被せるだけのゴムタイプは、風を受けると裾からめくれ上がりやすい
- 前カゴと後ろカゴでは形状が違うのに、同じカバーを無理に使っている
- 生地の防水加工がもともと簡易的で、長時間の雨には対応していない
- サイズが合っておらず、カゴとカバーの間にすき間ができている
これらは「カバーの選び方」と「固定方法」を見直すだけで、かなり改善できます。
100均で買える自転車かごカバーを3種類試してみた
●ダイソーのダブルファスナータイプ(前カゴ用)
前カゴにすっぽり被せてから、側面と底を囲むようにファスナーを閉めて固定するタイプです。普通の被せるだけタイプと違い、ファスナーでしっかり囲えるので、風の強い日でも裾がめくれ上がることがなく、走行中もズレにくいのが一番の魅力でした。ただし、ファスナーを閉める分、着脱に10秒ほど余計にかかるので、何度も荷物を出し入れする買い物シーンにはやや不向きです。
●ダイソーの被せるだけタイプ(前カゴ用)
ゴムが入った口をカゴにかぶせるだけで設置が一瞬で終わり、荷物の出し入れもワンタッチで済むのが魅力です。ただ、強風の日にすき間から風が入り込み、裾がバタついて浮き上がってしまうことがあり、自転車を離れた際に雨が入り込んでいたこともありました。信号待ちの短時間だけ使う、荷物をこまめに出し入れする人向けの手軽さだと感じました。
●セリアの「ゆったりカゴカバー」(後ろカゴ用)
後ろカゴ用に展開されている、ゆとりのある大きめサイズのカバーです。後ろカゴは前カゴよりも荷物が多くなりがちですが、ゆったりサイズのおかげで多少荷物が盛り上がっていても無理なく被せられました。一方で、ゆとりがある分風を受ける面積も広くなり、ダイソーの被せるだけタイプと同様に、強い横風の日は裾がめくれやすい印象でした。
3種類を比較して分かった使い勝手の違い
1週間ほど使ってみて、設置の手軽さでは被せるだけタイプが圧倒的に早く、荷物を何度も出し入れする買い物用途にはそちらが向いています。一方、風でめくれない・雨の日も安心して走れるという点では、ファスナーでしっかり固定できるダブルファスナータイプに軍配が上がりました。ただし、100均の防水加工はあくまで簡易的なもので、本格的な雨の日に長距離を走る人には心もとなさも感じました。
通勤・通学で毎日自転車に乗り、雨の日も荷物をしっかり守りたい人は、楽天の前カゴ用レインカバーが使いやすいです。100均よりも生地が厚く、止水ファスナーで雨の侵入をしっかり防げるので、本降りの日でも安心感があります。
後ろカゴに荷物をたくさん積むことが多い人は、同じシリーズの後ろカゴ用カバーを使うと前後で統一感も出ますし、容量アップの二段式なので荷物がはみ出しにくくなります。
取り付け・使用時の注意点
- 被せるだけタイプは、強風が予想される日は裾を荷台やカゴの脚にもう一度軽く結んでおくとめくれにくい
- ファスナータイプは、閉める前にカゴの中で荷物が偏っていないか確認してから閉めると生地が突っ張らない
- 濡れたまま畳んで保管するとカビ・ニオイの原因になるので、使用後は軽く乾かしてから収納する
- 前カゴと後ろカゴでサイズが違うため、購入前にカゴの幅・奥行きを測っておく
こんな人には100均カゴカバーがおすすめ
- ちょっとした雨や防犯対策として、荷物を軽く隠したい人
- 買い物でカゴカバーを何度も開け閉めする機会が多い人
- まずは100均で試してから、本格的な防水カバーを検討したい人
- 自転車の前カゴ・後ろカゴで使い分けたい人
まとめ|風対策ならファスナー式、手軽さなら被せるだけ
3種類を実際に使ってみて感じたのは、「風でめくれない安心感」と「出し入れのしやすさ」はトレードオフになりやすいということでした。
毎日の通勤・通学で雨や風にしっかり備えたい人はダブルファスナータイプ、買い物でこまめに荷物を出し入れする人は被せるだけタイプと、使い方に合わせて選んでみてください。



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